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【通貨】今日の為替市場ポイント:ドル・円は118円台で推移か、株安継続を警戒してリスク選好の円売り抑制


24日のドル・円相場は、東京市場では122円03銭から120円25銭で軟調推移。欧米市場でドルは一時116円15銭まで大幅続落となり、118円42銭で取引を終えた。

本日25日のドル・円は118円台で推移か。株安継続を警戒してリスク選好的な円売りは引き続き抑制される可能性がある。

24日の欧米株式は全面安となった。NYダウ平均は取引開始直後に1000ドル超下げており、下げ幅は一時大幅に縮小したものの、588.40ドル安でこの日の取引を終えた。米国経済が順調ならば、株安は短期間で終了するとの見方が多かったようだが、中国経済の成長鈍化に対する投資家の警戒感は高まっており、米国経済に与える影響は予想以上に大きなものになるとの見方が増えている。

主要国の株安は月内で一段落するとの見方もあるが、中国経済の持続的な成長への期待は大幅に低下したとの声が聞かれている。米国が利上げ開始を延期しても、株式、原油先物相場が上昇を続けることは難しくなったとの声が聞かれている。

《SY》

 提供:フィスコ

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