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【通貨】あす(25日)の為替相場見通し=米要人発言の内容に注目

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、一段の株安があれば119円台へのドル安・円高が進行しそうだ。予想レンジは1ドル=119円50~121円50銭。この日は前週末のNYダウの急落を受け、日経平均株価と中国上海総合指数が大幅安となった。リスクオフ姿勢の強まりを受け、ドル円は前週末に比べ2円強のドル安・円高となる120円20銭台まで下落した。あすの為替相場の行方も、株式市場の動向に左右されそうだ。特に市場の関心を集めているのが、今晩予定されているアトランタ連銀のロックハート総裁の講演だ。同氏は今年度の米連邦公開市場委員会(FOMC)での投票権を持ち、今月月初に9月利上げの可能性を示唆し、ドルが買われた経緯がある。9月利上げ発言に修正があれば、利上げ観測の後退とともにNYダウが上昇、つれてリスクオン姿勢からのドル高・円安への方向転換を期待する見方が出ている。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年08月24日 18時19分

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