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2015年08月24日15時53分

【市況】<動意株・24日>(大引け)=田中化研、サッポロHDなど

 田中化学研究所<4080>=前週末に続き連続ストップ高。引き続き21日付の化学工業日報で、同社の筆頭株主でもある住友化学<4005>がリチウムイオン2次電池の正極材市場に本格参入すると報じられ、そのなかで「資本・業務提携を結んでいる田中化学研究所(福井県)と、従来品に比べて電池容量を最大で7割高められる次世代正極材を共同開発した」とあることを好材料視した買いが入っている。これに対して会社側では、「次世代の正極材に関して住友化学と共同開発を行っているのは事実だが、報道に関しては当社が発表したものではない」とコメント。ただし、電池容量の拡大は電気自動車などの走行距離の拡大につながるだけに、注目が高まっているようだ。

 サッポロホールディングス<2501>=逆行高。買い気配で始まり、一時は前週末比22円高となる513円まで上昇。米系大手証券では、「リスクオフの様相が強まる中、来期20%強の営業利益とのれん調整PER14倍は魅力的に映る」として、レーティングを「ニュートラル」から「オーバーウエイト」へ、目標株価を500円から600円に引き上げ。

 国際のETF VIX短期先物指数<1552>=ストップ高。中国株安や、中国経済減速懸念を背景に世界株安の連鎖が起こっており、前日の米国株市場ではNYダウが530ドル安と4年ぶりとなる下げ幅を記録、恐怖指数と称されるVIX指数とリンクするETFで、基本的に米国株の予想変動率に連動することから、一気に水準を切り上げる展開となっている。

 アイフル<8515>=堅調。世界的な株安連鎖のなか東京市場でもリスク回避の売り圧力が強いが、こうしたなか、米国では9月利上げを見送る可能性も出ているほか、国内では日銀の追加金融緩和に対する期待も改めて浮上している。「ノンバンクは金融緩和局面で調達コストの低下メリットが見込まれる点が買いの手掛かり。アイフルは21日付でみずほ証券がレーティング『買い』で目標株価を570円に引き上げていることも買いを誘導している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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