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【材料】アイフルが大幅高、金融緩和期待と信用取組改善が後押し

 アイフル<8515>が全体相場に逆行して一時6%超の上昇をみせた。世界的な株安連鎖のなか東京市場でもリスク回避の売り圧力が強いが、こうしたなか、米国では9月利上げを見送る可能性も出ているほか、国内では日銀の追加金融緩和に対する期待も改めて浮上している。「ノンバンクは金融緩和局面で調達コストの低下メリットが見込まれる点が買いの手掛かり。アイフルは21日付でみずほ証券がレーティング『買い』で目標株価を570円に引き上げていることも買いを誘導している。ただ、他のノンバンクに買いが波及していないことは、単発的な人気にとどまる可能性を示唆している」(国内ネット証券大手)という指摘が出ていた。アイフルは直近20日申し込み現在で、信用取引の売り残が329万5000株増加する一方、買い残が333万6000株減少するなど、信用取組の改善が目立っていることもポジティブに作用しているようだ。

アイフルの株価は10時26分現在433円(△23円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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