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【材料】<前場の注目銘柄>=大豊建、工事採算の改善顕著

 大豊建設<1822>の4~6月期の連結決算は、売上高328億9700万円円(前年同期比23.4%増)、営業利益8億5500万円(同3.1倍)と好調。完成工事総利益率の改善など、業績は慎重な会社計画に対して強含みに推移。7月の1000万株の新株式発行に伴う調達資金をもとに、受注済み案件の着実な着工が見込まれる。

 今後はリニア中央新幹線関連をはじめ、大都市部では既存の地下構造物を避けて新しい構造物を建設するため、より大深度の地下工事増加が予想され、こうした分野に強みを持つ同社の受注拡大が期待される。

 株価は4日の484円安値を底に順調な戻り歩調にある。PERは15倍台と割安水準。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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