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【材料】三菱商事に底堅さ、原油安も発行済み株式2.09%消却が株価下支え材料に

 三菱商事<8058>は軟調も2.5%程度の下落にとどまり底堅さを発揮している。国際指標のひとつであるWTI原油先物価格は21日に一時1バレル=40ドル台を割り込むなど下落に拍車がかかっており、総合商社最大手の同社にとって原油安のもたらす収益への懸念が売りを誘う環境にある。一方、同社は21日取引終了後、今第1四半期末時点の発行済み株式数の2.09%に相当する3395万9900株を、31日に消却することを発表した。これによる株式需給関係の改善期待が下値を拾う動きにつながっているようだ。

三菱商事の株価は9時55分現在2259.0円(▼58.0円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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