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【市況】24日の株式相場見通し=米株式の大幅安を受け大幅続落へ

 24日の東京株式市場は、前週末の米株式市場でNYダウ平均株価が500ドルを超える大幅安となったことを嫌気して、売り先行でスタートし、日経平均株価は大幅続落となりそうだ。
 21日のシカゴ市場の日経平均株価先物9月物(円建て)は1万8970円と1万9000円を下回っていることから、きょうの市場で一時、1万9000円を割り込む可能性もありそうだ。
 21日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比530.94ドル安の1万6459.75ドルと大幅安で4日続落。2014年10月20日以来ほぼ10カ月ぶりの安値水準となった。下落幅は、11年8月8日以来ほぼ4年ぶりの大きさとなった。中国や日本の株式相場の大幅安に加え、原油価格の一段の下落傾向を受けて、世界経済減速への警戒感から、リスク回避の動きが強まった。ナスダック総合指数は、同171.449ポイント安の4706.039と2月22日以来ほぼ半年ぶりの安値で終えた。
 24日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=121円20銭台と、急速に円高・ドル安が進行する場面があった。
 日程面では、6月の景気動向指数改定値に注目。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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