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【市況】ボリバン-5σ割れでイレギュラーな価格形成に/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 21日のNY市場は下落。中国の8月製造業購買担当者景気指数(PMI)が約6年半ぶりの低水準となり、アジアや欧州の主要株価が全面安となった流れを受け、売りが先行。ハイテク株や一般消費財などが幅広く売られたほか、NY原油先物相場が6年ぶりに40ドルを割り込んだことも嫌気された。ダウ平均は530.94ドル安の16459.75、ナスダックは171.45ポイント安の4706.04。シカゴ日経225先物清算値は大阪比460円安の18970円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好から、幅広い銘柄に売りが先行することになろう。日経平均の200日移動平均線は18978円処に位置しており、これを試しに行く波乱の展開から始まることになる。

 ボリンジャーバンドでは先週末の下げで-4σまで下げ、前回のチャイナ・ショック時と同水準。シカゴ先物にさや寄せしてくるようだと、-5σを割り込んでくるため、イレギュラーな価格形成として意識される。200日線での攻防も意識されてくるため、売り一巡後は自律反発の流れに向かいやすいだろう。18800-19400円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 19400円-下限 18800円

《TM》

 提供:フィスコ

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