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【経済】日米の注目経済指標:4-6月期米GDP改定値は大幅な上方修正へ


8月24日-28日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。

■25日(火)午後11時発表予定
○(米)7月新築住宅販売件数-予想は51.1万戸
参考となる6月実績は48.2万戸で市場予想を下回る結果となった。7月については、6月に減少した反動でやや増加する見込み。住宅市場は全般的に順調であることから、販売件数が6月実績を下回る可能性は低いとみられる。

■26日(水)午後9時30分発表予定
○(米)7月耐久財受注-予想は前月比-0.4%
参考となる6月実績は、前月比+3.4%で市場予想をやや上回った。輸送関連やコンピューター関連の受注が増加した。7月については6月に増加した反動で前月比マイナスとなる可能性があるが、輸送用機器を除く受注はやや増加する見込み。

■27日(木)午後9時30分発表予定
○(米)4-6月期国内総生産(GDP)改定値-予想は前期比年率+3.2%
速報値から大幅に上方修正される可能性がある。速報値では個人消費が+2.9%のやや高い伸びを記録した。住宅建設や輸出もまずまず順調だった。改定値では複数の項目が上方修正される可能性があり、経済成長率は3%台に修正される可能性がある。

■28日(金)午前8時30分発表予定
○(日)7月全国消費者物価コア指数-予想は前年比-0.2%
先行指標となる7月の東京都区部消費者物価コア指数は、前年比-0.1%。参考となる6月の全国消費者物価コア指数は前年比+0.1%。7月については、エネルギー価格が低下していることやコスト増による価格転嫁などの動きが特にみられないことから、コアの物価指数は前年比マイナスとなる見込み。

その他の主な経済指標の発表予定は、25日(火):(米)6月S&P/ケースシラー総合20都市、27日(木):(米)7月中古住宅販売仮契約、28日(金):(日)7月完全失業率、(米)7月個人所得・個人支出、(米)7月PCEコア価格指数。

《FA》

 提供:フィスコ

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