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【通貨】NY為替:ドル・円は122円09銭、世界経済の減速懸念でリスクオフ


21日のニューヨーク外為市場で ドル・円は、122円76銭から121円82銭まで下落して122円09銭で引けた。米国の8月製造業PMI速報値が予想外に前月から悪化し、2013年10月以降ほぼ2年ぶりの低水準となったことを嫌気したドル売りが強まった。一方、原油安、中国の低調な製造業指標を受けて、世界経済減速懸念に伴うリスク回避の円買いに拍車がかかった。その後、ブラード米セントルイス連銀総裁がゼロ金利を過剰に長期に維持するリスクを繰り返し指摘したことで、下げ止まった。


ユーロ・ドルは、1.1272ドルから1.1390ドルまで上昇して1.1386ドルで引けた。ユーロ圏8月消費者信頼感速報値の改善を受けたユーロ買い、米国債券利回り低下に伴うドル売りが加速した。ユーロ・円は、138円20銭から139円00銭へ上昇した。


ポンド・ドルは、1.5658ドルまで下落後、1.5714ドルまで上昇。ドル・スイスは、0.9554フランから0.9460フランへ下落した。

《KK》

 提供:フィスコ

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