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【特集】ネクステージ Research Memo(2):広域・多店舗展開という独自のビジネスモデルで急成長中


■事業概要

中古車販売の仕入チャネルが大きく変わり、ネクステージ<3186>の広域・多店舗展開という独自ビジネスモデルが可能になった。かつての中古車販売業は、個人から買い取った中古車を他の個人に販売するという形態をとっていたため、商圏が限定された。現在は、オートオークション市場からの仕入が一般的となり、地域ごとに市場規模、ユーザーニーズ、競合状況、自社の強みを考慮して、広域の出店が可能になった。広域で中古車販売事業を展開している会社は少なく、また多数の新規出店を継続している会社も見当たらない。同社は、前期までの3年間で店舗数を2.3倍に増やした。 これまでの多店舗展開により、勝ちパターンとそれを支える事業体制が整ってきた。

同社は、2014年11月期第2四半期末時点で17都道府県に38拠点、48店舗を運営している。地域別店舗数は、東海北陸地方が19店、関東甲信越地方が13店、関西地方が6店、九州沖縄地方が5店、北海道東北地方が4店、中国四国地方が1店であった。地域別販売高構成比は、東海北陸地方が40.4%、関東甲信越地方が25.6%、関西地方が11.8%、九州沖縄地方が10.4%、北海道東北地方が9.5%、中国四国地方が1.4%、国内合計で99.1%を占めた。当下半期に出店を加速し、2015年11月期末の店舗数は60店を計画している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《HN》

 提供:フィスコ

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