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【材料】三菱倉庫が年初来安値接近、英系大手は「業績回復を織り込んでも、割安感は乏しい」との見解

 三菱倉庫<9301>が急落。売り気配で始まり、前日比45円安の1575円で取引を開始。その後、7月9日につけた年初来安値1551円にあと1円と迫る1552円まで売り込まれる場面があった。
 バークレイズ証券では、「第2四半期は物流事業における一時費用がなくなることや、不動産事業では日本橋ダイヤビルの一過性費用反動などがあり、短期的には四半期利益のモメンタム改善が評価される可能性はある」と指摘。中長期的には「次期中計における不動産事業の取組み、物流事業における投資・リターン、株主還元拡充の有無やROE目標などが注目点」とみて、「16年3月期の業績回復を織り込んでも、割安感は乏しい」と解説。
 レーティング「アンダーウエイト」を継続、目標株価は1600円から1560円へ引き下げられた。
《MK》

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