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【市況】世界の主要株価指数は7月の安値トライ、日経平均は19100円台まで下落?

 8月21日前場の日経平均株価は世界同時株安から、瞬間的に19559円まで下落する場面があった。中国株安、中国経済リスク、米利上げ、ギリシャのチプラス首相が突然の辞任、北朝鮮と韓国の戦闘警戒態勢など、国際的問題が重なっている。
 市場関係者の間では、世界の主要株価指数が7月安値を割り込んでいることから日経平均株価、TOPIXもきょうの安値では止まらずに更なる下値を模索する展開になるだろうと話題になっている。
 ドイツDAX指数が200日移動平均値を割り込み、7月の安値を割り込んでいる。米S&P500指数も7月安値を割り込んでいる、シンガポール株式も1年6カ月ぶりの安値と世界同時株安となってきた。
 業界関係者からは、日本株も7月安値を割り込む条件は十分にそろった。7月9日安値は日経平均株価で19115.20円、TOPIXで1526.09。テクニカル分析ではここまで下落するとWトップが効いた格好となり、相場にひびが入った格好。いったんは行くところまで行かないとアク抜けできないという意見が聞かれた。

《MK》

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