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【材料】東京エレクトロンが年初来安値更新、半導体業界の下期見通しに不透明感

 東京エレクトロン<8035>が4日続落、株価は237円安の6109円まで売り込まれる場面があって年初来安値を更新した。半導体製造装置関連には年初来安値を更新するか、安値圏に迫っている銘柄が目立つようになっている。
 株式市場では半導体関連銘柄の下落トレンドが明確になっている。代表的な銘柄では東京エレクトロン、アドバンテスト<6857>、日立ハイテク<8036>、ディスコ<6146>、 SCREENホールディングス<7735>などが挙げられる。
 また関連銘柄からも半導体業界の先行きが厳しいことを感じさせられる材料がある。本日は岩井コスモ証券がCKD<6407>のレー ティングを「A」から「B+」へ格下げしたことが業界内で伝わっている。ただ、目標株価は1300円から1350円に引き上げられている。
 主力の半導体銘柄の以外に、こうした関連銘柄にも下期見通し懸念が波及すると株価上昇トレンドにひびが入る展開となろう。
《MK》

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