【材料】中央ビルト工業---社会インフラ整備等で軽仮設機材に品薄感
中央ビルト工業<1971>は、仮設足場製造のリーディングカンパニー。PBRは0.96倍と1倍を下回る。
2016年3月期は保有機材の拡充や工場の製造能力アップでコストが増加するため、売上高で前期比4.5%増の87.0億円と増収ながら、営業利益で同24.5%減の4.9億円と減収が見込まれている。ただ、第1四半期決算は売上高が前年同期比29.2%増の20.89億円、営業利益が同16.5%増の0.88億円と好調な推移となっている。社会インフラ整備等による軽仮設機材の品薄感から、仮設機材リース業者の安全機材への購買意欲は旺盛であり、仕入商品販売も増加している。首都圏を中心とした維持修繕工事、再開発工事等の増加により、軽仮設機材の稼働率も高水準を維持した。
《SF》
提供:フィスコ