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2015年08月20日18時36分

【市況】20日の香港市場概況:ハンセン指数は5日続落、内外環境悪化で投資マインド冷え込む


20日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比410.38ポイント(1.77%)安の22757.47ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が239.52ポイント(2.25%)安の10402.72ポイントと、そろって5日続落した。ハンセンは年初来安値を更新している。売買代金は1050億7100万香港ドル(19日は917億7300万香港ドル)。

内外環境の不透明感で、投資マインドが冷え込む。欧米の株式市場が昨夜、世界景気の先行き不安などで売られた流れを継いだ。原油在庫の増加(需要の縮小)で原油価格が急落するなか(WTI先物は前日比4.27%安と急落し、約6年5カ月ぶりの安値を記録)、世界経済の減速が改めて意識されている。中国国内でも、企業業績の先行きを不安視。財政部の最新統計(19日発表)によれば、国有企業・国有持株会社(金融関連は含まず)の利益総額は、今年1~7月に前年同期比2.3%減の1兆4157億9000万人民元(約27兆4310億円)に低迷している。

ハンセン指数の構成銘柄では、エネルギー株の下げが目立つ。天然ガスの昆侖能源(135/HK)が6.1%安、石油の中国石油天然気(857/HK)が4.0%安、石炭の中国神華能源(1088/HK)が3.5%安で引けた。原油相場安が重しとなっている。マカオ・カジノ株は続落。銀河娯楽集団(27/HK)が6.1%安、金沙中国(1928/HK)が3.6%安と値を下げた。大手ブローカーが相次いで、同セクターに対し弱気のリポートを報告したことが引き続き売り材料視されている。

H株指数の構成銘柄では、原子力発電所運営で中国最大手の中国広核電力(1816/HK)が12.7%安と急落した。同社が公表した中間業績で、本業の増益率が1%にとどまったことが嫌気されている。

【亜州IR】

《SY》

 提供:フィスコ

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