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2015年08月20日17時25分

【為替】欧米為替見通し:ドル伸び悩み、米利上げ時期後退も経済指標で見極め


今日の欧米市場で、ドルは伸び悩む展開となりそうだ。前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)から利上げ時期が9月から後退するとの見方が強まっているなか、フィラデルフィア連銀景況指数など米経済指標から利上げ時期を見極める動きとなろう。

7月28-29日に開催されたFOMC議事要旨では、政策引き締めの条件はまだ達成されていないものの、そのポイントに近づきつつあるとの判断が示された。また、多くのメンバーが最大雇用に近いとの認識で一致し、この点が委員会終了後の声明に盛り込まれた。ただ、物価上昇率2%の目標に達していないことに関しては懸念も示された。

このFOMC議事要旨を受け、市場では利上げ時期が9月から後退するとの観測が広がっている。20日の東京市場では積極的にドル買いを進める動きにはならなかった。欧米市場では、米経済指標の内容を点検しながら、さらに利上げ時期を見極める展開となる見通し。

今日発表される米経済指標のなかでは、21:30の新規失業保険申請件数(予想:27万件、前回:27.4万件)、23:00の7月中古住宅販売(予想:543万戸、6月:549万戸)、8月フィラデルフィア連銀景況指数(予想:6.8、7月:5.7)、7月景気先行指数(前月比予想:+0.2%、6月:+0.6%)が注目される。

これらのうち、8月フィラデルフィア連銀景況指数や7月景気先行指数で米国経済の改善が示された場合にはドル買いに振れる見通し。ただ、9月利上げへの期待が後退したことから、上昇は限定的となりそうだ。


【今日の欧米市場の予定】

・17:30 英・7月小売売上高(含自動車燃料)(前月比予想:+0.4%、6月:-0.2%)
・21:30 米・新規失業保険申請件数(予想:27万件、前回:27.4万件)
・23:00 米・7月中古住宅販売(予想:543万戸、6月:549万戸)
・23:00 米・8月フィラデルフィア連銀景況指数(予想:6.8、7月:5.7)
・23:00 米・7月景気先行指数(前月比予想:+0.2%、6月:+0.6%)

《SY》

 提供:フィスコ

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