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【市況】海運セクターが逆行高、英系から「短期的な海運株への投資妙味は拡大している」との指摘も

 海運セクターが堅調。全面安の中、日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>がプラス引けとなり、業種別株価指数でも0.8ポイント高の457.69ポイントできょうの取引を終了した。
 バークレイズ証券の海運セクターのリポートでは、「海運市況は依然厳しいものの、円安やバンカー安にも支えられ業績予想は前回予想並みか微増額になる」と指摘。株価は低迷を続けているため、「バリュエーション指標の割安感は拡大している」とみる中、「バリュエーションだけでは語れないのが海運株」としながらも、対TOPIX相対バリュエーションのスプレッド拡大や7月のドライバルク市況の底打ち、来期以降のコンテナ供給ペース緩和期待等から、「短期的な海運株への投資妙味は拡大している」と分析。個別では、日本郵船を買い推奨している。
《MK》

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