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【市況】日経平均は3日続落、下げ幅広げる展開も2万円台を維持/相場概況


日経平均は3日続落。19日の米国市場では、中国経済の減速懸念を背景に原油価格が6年ぶりの安値を更新したことなどが嫌気され、NYダウが162ドル安となった。こうした流れを受けて日経平均は28円安からスタートしたが、前場は上海総合指数の下落などもあり下げ幅を拡大する展開となった。ランチタイムには先物に買戻しとみられる買いが入り、日経平均は後場の寄り付き後に一時プラスへと切り返す場面があった。その後はじりじりと下げ幅を広げたが、2万円台を維持して本日の取引を終えた。

大引けの日経平均は前日比189.11円安の20033.52円となった。東証1部の売買高は21億1557万株、売買代金は2兆5429億円だった。業種別では、保険業、ゴム製品、鉱業が下落率上位だった。一方、上昇したのは不動産業、海運業、情報・通信業の3業種のみだった。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、東電力<9501>など売買代金上位は全般軟調。ソニー<6758>、キヤノン<7751>、三菱商<8058>などが3%超下げたほか、デンソー<6902>は5%近い下落に。また、キリン堂HD<3194>、山善<8051>、わらべや<2918>などが東証1部下落率上位となった。一方、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、KDDI<9433>などがプラスを確保した。ソフトバンクグ<9984>は2%超の上昇。また、星光PMC<4963>、アイスタイル<3660>、中越パ<3877>などが東証1部上昇率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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