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【市況】ドイツDAX指数が5日連続安、200日移動平均線割り込み弱気シグナル発生

 日経平均株価、TOPIXともに3日連続安、中国株下落や人民元引き下げの影響が資金流出につながり投資家はリスク回避の動きがグローバルに現れてきたようだ。日経平均株価は25日移動平均線どころか、75日移動平均線まで割り込んで上昇トレンドにヒビが入ったチャートになった。
 マーケット関係者の間で「ドイツDAX指数が200日移動平均線を割り込んだ」と話題になった。7月にギリシャ問題で欧州株式市場が荒れたが、世界的にも好パフォーマンスだったドイツDAX指数が200日移動平均線を割り込むのはショックな出来事である。
 テクニカル分析で200日移動平均線は重要な支持線として用いられている。約1年間の平均値であるため、中長期的な相場の方向性を予想するのに200日移動平均線の上に位置するかは重要とされているからだ。ドイツDAX指数はギリシャ問題で相場が荒れた時でもしっかりしていたが、200日移動平均線を割り込むのは1月以来の事となりプロは深刻にみているようだ。
《MK》

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