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【材料】動物高度医療が後場プラス圏に急浮上、アークレイと業務提携に向け検討を開始

 日本動物高度医療センター<6039>は、朝方から売り優勢の展開となっていたが、後場に入りプラス圏に急浮上してきた。前引け後に、臨床検査用の機器・試薬や検査データ管理システムの研究開発・製造・販売を行うアークレイ(京都市中京区)と業務提携に向けた検討を開始すると発表しており、これを好感した買いが入っている。
 アークレイは、糖尿病や尿検査を中心に、長年ヒト用の医療機器・試薬の開発で培ってきた技術をもとに、動物医療の現場へ製品を開発・提供しており、昨年9月には動物専用の医療機器・試薬のブランド「thinka(シンカ)」を立ち上げるなど、動物医療事業の拡大に向けた展開を進めている企業。今回、業務提携に向けて検討を開始したのは、動物高度医療グループの強みである高度な動物医療サービス提供体制と、開発中の各種ツールを、アークレイの有する世界各国に広がる販売・サービス網やノウハウなどの事業資産と融合し、動物医療の1次診療施設の獣医師や飼い主に向けて開発・提供することを目的としているという。

動物高度医療の株価は13時44分現在1813円(△28円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年08月20日 13時46分

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