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【材料】三井不など不動産株が高い、「テクニカル的にも上昇波動拡大」との見方

 三井不動産<8801>など不動産株が高い。内需関連株物色が強まるなか、不動産株には出遅れ感が指摘されている。東京都心の平均空室率は低下基調を強めており、不動産各社には業績拡大期待が膨らんでいる。市場からはテクニカル面からも不動産株の上昇基調を予想する見方が出ている。SMBC日興証券では19日、三井不の株価が13年の高値3830円を上抜いたことを受け「三菱地所<8802>、住友不動産販売<8870>も追随か」と指摘。三井不に続き高値を更新し、上昇波動が拡大するとみている。
 三井不に関しては、13年高値を抜いたことから「小勢三段目の上昇波動へ移行が確認された」と指摘。1年半以上も続いたもみ合いを上抜いており当面、上昇波動が拡大しやすいとし、「年内にも07年の高値4000円を上抜いて、次の主要なフシである4220~4280円まで上昇する可能性がある」とみている。
 また、三菱地所に関しては13年高値3160円を上抜くと「3830円か4820円への上昇も」としているほか、住友販売には「先行き4520円どころか、5280円どころへ上昇する可能性があろう」と指摘している。

三井不の株価は12時30分現在3809円(△58.5円)
三菱地所の株価は12時30分現在2939円(△42円)
住友販売の株価は12時30分現在3520円(△65円)






出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年08月20日 12時43分

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