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【市況】個別銘柄戦略:原油安を手掛りとした物色などに注目


前日は中国市場が切り返したものの、欧米株式市場は想定外の大幅安となっているほか、為替市場でも円高が進行と、外部環境は悪化の方向になっている。前日は想定外の大幅安となったが、引き続き下値模索の動きが優勢となろう。とりわけ、原油や銅市況の下落を受けて、資源関連株はさえない動きが想定される。一方で、原油安メリットセクターとして、海運や空運などに関心が向かう可能性。原油安メリットの化学セクターだが、エチレン下落報道などネガティブに捉えられる。中国の人民元切り下げに加えて、トヨタの値下げ要請を受けて、鉄鋼セクターなども厳しい展開か。ちなみに、トヨタには投資判断格下げの動きが観測されている。ほかでは、ソフトバンクの値動きに加えて、前日に軟化したインバウンド関連の見直しなどにも注目。

《KS》

 提供:フィスコ

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