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【市況】今日の日経平均はこうなる~20000-20200円のレンジを想定


【小幅安となる】20000-20200円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一

シカゴ先物にさや寄せする格好から、7月末につけた安値水準のほか、節目の2万円を意識した相場展開になりそうだ。一目均衡表では基準線を割り込んで始まり、その後は雲の切り下がっているところを、雲上限に接近してきている。遅行スパンは実線が上昇する局面でこれを割り込む格好となり、下方転換シグナルを発生。週間形状では再び支持線として機能していた13週線を割り込んできている。

早期に切り返せるかを見極めることになろうが、26週線や雲上限が位置する2万円処を試す可能性が高まった。20000-20200円のレンジを想定する。


【小幅安となる】下に走った後、戻って来られるか?=フィスコ田代 昌之

円建てCME先物は前日の225先物比130円安の20100円。為替市場では、ドル・円が123円90銭台、ユーロ・円が137円70銭台(8時00分時点)。コモディティ価格が下落していることから、東京時間でも売り方優勢の相場展開となりそうだ。8月の安値は20040円だが、このプライスは12日16時30分スタートの夜間取引でつけている。円建てCME先物は20030円まで下落したことからこの水準が本日の攻防ラインか。需給面や割安感などから相対的に日本株は下げ難い状況だが、上海総合指数含めアジア市場はボラタイルな地合いとなっていることから少なからず影響は受ける。

ボリンジャーバンドではバンドが収斂していたことが影響して、25MA-4σ(19960円)など普段見られない水準が示現している。本日も大きな値動きとなればバンドは一気に拡大となろう。拡大するバンドに沿った(今回ならば-2σ)動きとなるか、それとも売り一巡後は下げ幅を縮小し下ヒゲを残せるか注目だ。前者ならば7月安値19115円を意識した調整局面入り、後者ならば20000円を下値メドとしたレンジ相場継続と考えることができる。

《SY》

 提供:フィスコ

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