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【市況】26週線や雲上限が位置する2万円処を試す/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 19日のNY市場は下落。中国経済の減速懸念を背景に原油価格が6年ぶりの安値を更新したことで、エネルギーセクターなどを中心に売りが先行。7月消費者物価指数が予想をやや下振れたことも嫌気された。FOMC議事録を受けて一時的に下げ幅を縮小する場面もあったが、引けにかけて再び下げ幅を広げている。ダウ平均は162.61ドル安の17348.73、ナスダックは40.30ポイント安の5019.05。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円安の20100円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好から、7月末につけた安値水準のほか、節目の2万円を意識した相場展開になりそうだ。一目均衡表では基準線を割り込んで始まり、その後は雲の切り下がっているところを、雲上限に接近してきている。遅行スパンは実線が上昇する局面でこれを割り込む格好となり、下方転換シグナルを発生。週間形状では再び支持線として機能していた13週線を割り込んできている。

 早期に切り返せるかを見極めることになろうが、26週線や雲上限が位置する2万円処を試す可能性が高まった。20000-20200円のレンジを想定する。


[予想レンジ]

上限 20200円-下限 20000円

《TM》

 提供:フィスコ

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