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【市況】【市場反応】米7月消費者物価指数(CPI)、ドル上下に振れる


外為市場では米国のインフレ率が予想を下振れたため一時ドル売りが優勢となった。その後、前年比での伸びを受けて利回りが上昇に転じたためドル買いが再開。ドル・円は124円12銭へ下落後、124円44銭へ上昇。ユーロ・ドルは1.1075ドルへ急伸後、1.1018ドルへ反落した。米10年債利回りは2.16%まで低下後、2.204%まで上昇した。

米労働省が発表した7月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.1%と、市場予想の+0.2%を下回り3月の+0.3%から低下、4月以来の低水準となった。一方、前年比では+0.2%と、年初来で最高となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が注視している燃料、食料品を除いたCPIコア指数は前月比+0.1%と、予想の+0.2%を下回り6月の+0.2%から低下。前年比では+1.8%と、予想通り6月と同水準を維持した。


[経済指標]
・米・7月消費者物価指数(CPI):前月比+0.1%、前年比+0.2%(予想:+0.2%、+0.2%、6月:+0.3%、+0.1%)
・米・7月CPIコア指数:前月比+0.1%、前年比+1.8%(予想:+0.2%、+1.8%、6月:+0.2%、+1.8%)

《KK》

 提供:フィスコ

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