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【市況】<株式トピックス>=日経平均75日線割れで短期調整の見方も

 19日の東京株式市場は売り先行でスタートし、その後も下値を探る推移。後場に入ると一気に下げ幅を広げる展開となり、日経平均株価終値は、前日比331円84銭安の2万222円63銭と大幅続落を余儀なくされた。
 きょうの大幅安について市場関係者からは「日経平均株価は、7月10日以来約1カ月ぶりに終値で75日移動平均線(2万321円=19日)を下回り、しばらくは調整色の強い推移が避けられそうもない。場合によっては、2万円攻防となる可能性もある」との見方が出ていた。
 大引けでは前日比でプラス圏に引き戻したものの、きょうも上海総合指数は一時、5%下落して3558まで売られ、心理的なフシ目とされる3600を下回る場面もあった。後場に入って市場には中国の政府系ファンドが買い支えるのではとの思惑が浮上したものの、あす以降も不透明感が強いままだ。
 一方、米株式市場もNYダウ平均株価は下げ止まりの兆しは見えはじめたものの、25日移動平均線の回復にまでには至らず下値模索が続いている状態だ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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