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【テク】日経平均テクニカル:2万円処を試す可能性が高まる


19日の日経平均は大幅続落で、直近安値を下回っている。ギャップ・ダウンで25日、5日線を明確に割り込んで始まると、その後は下げ渋る局面もみられたが、5日線に上値を抑えられていた。ボリンジャーバンドでは中心値(25日)と-1σとのレンジに移行し、その後の下げ幅拡大で-2σを割り込んできている。バンドが収れんしている中であったため、煮詰まり感が台頭し、トレンドが出やすいタイミングだった。一目均衡表では基準線を割り込んで始まり、その後は雲の切り下がっているところを、雲上限に接近してきている。遅行スパンは実線が上昇する局面でこれを割り込む格好となり、下方転換シグナルを発生。週間形状では再び支持線として機能していた13週線を割り込んできている。早期に切り返すことが出来るかが注目される。26週線や雲上限が位置する2万円処を試す可能性が高まった。
《SY》

 提供:フィスコ

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