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【通貨】あす(20日)の為替相場見通し=FOMC議事録など相場左右

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、今晩発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録などに左右されそうだ。予想レンジは1ドル=123円80~124円90銭。この日は、中国上海株式市場が下落したことから、午後にかけドル売り・円買いが優勢となった。ただ、上海市場は結局プラスで取引を終えており124円20銭前後では下値に買いが入った。今晩は市場の注目を集める7月のFOMC議事録と7月消費者物価指数(CPI)が公表される。先月のFOMCでの議論内容が明らかになることで、9月利上げの有無の判断材料となりそうだ。また、CPIは市場では前月比0.2%上昇が予想されている。米国では雇用関連指標は堅調な一方、物価上昇率の鈍さが懸念視されている。このため、7月のCPIは9月利上げに向けての重要指標と受け止められている。また、あすも中国株式市場の動向が市場の関心を集めそうだ。




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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