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2015年08月19日16時46分

【市況】チャイナ・ショックの様相、まずは海外市場の動向を見極める必要【クロージング】


19日の日経平均は大幅に続落。331.84円安の20222.63円(出来高概算20億9000万株)で取引を終えた。上海指数が連日で大きく下げるなか、中国経済への不安感の強まりが嫌気された。参加者が限られる中、インデックスに絡んだ商いによって下げ幅を拡大している。

東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1600を超え、全体の8割を超えている。規模別指数では、大型、中型、小型株指数いずれも2ケタの下落。セクターではパルプ紙、電力ガス、石油石炭が小幅に上昇。一方で、保険、空運、化学、食料品の下落率が2%を超えている。

再びチャイナ・ショックの様相となり、今晩の米国など海外市場への悪影響が警戒されやすい。米国では米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表される。9月の利上げへの思惑が高まるかが注目されるが、中国の下げによって先送りされるとの見方になるようだと、中国景気への警戒が一段と強まる可能性がある。

注目された7月の訪日外国人客数は、前年同月比51.0%増の191万8000人で、7月としての過去最高を更新。今年4月に記録した単月としての過去最高も更新した。しかし、さすがに中国株安の流れを吸収することは出来ず、インバウンド関連への利食いにつながっていた。

まずは海外市場の動向を見極める必要があるが、日経平均は直近安値を下回ってきており、節目の2万円を試す可能性が高まっている。一目均衡表では雲が2万円処に位置しており、これを試す展開が意識される。この辺りでの踏ん張りを見極めたいところ。また、週末にはJPX400インデックスに連動させる投資信託の設定が相次ぐ。これが下支えとして意識されるなか、これまで同様に押し目拾いの動きが強まるかが注目される。

《AK》

 提供:フィスコ

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