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2015年08月19日16時10分

【特集】サンコーテクノ Research Memo(4):太陽光関連工事などが好調に推移


■事業別動向

(2)リニューアル事業

リニューアル事業はサンコーテクノ<3435>本体が手掛けており、売上高、営業利益ともに全社の約20%を占めている。2015年3月期は売上高3,854百万円(前期比6.9%増)、営業利益332百万円(同7.7%減)で着地した。

リニューアル事業の売上の中で4割近くを占める太陽光関連工事及び商材が好調に推移したことと、ハウスメーカー関連商品が好調に推移して、売上高は増収となった。一方、利益については、販売経費の増加が利益を圧迫したため営業減益となった。売上高営業利益率は、2014年3月期の10.0%から8.6%へと低下した。

太陽光関連製品は、2015年3月期も順調に拡大した。太陽光を始めとした再生エネルギー買取り価格の見直しの議論が出てきたことで、一部では工事やプロジェクトの見直しや棚上げが起こっているため、弊社では太陽光関連商材売上高への影響を懸念していたが、結果的には杞憂に終わった。それは、同社がメガソーラー市場のピークアウト感を感じ取り、マンション屋上や工場の屋根における小規模発電用パネルの設置工事に重点を置いて営業をしてきたためだ。小規模発電設備の設置需要は依然として旺盛で、同社は現在の力強い成長はまだ数年間は継続すると期待している模様だ。また、こうした事業環境の変化に対して、同社自身も主力商材の「ディー・アーススクリュー」の技術審査証明書を取得して4号特例建築物への利用を促進するなどの努力を行ってきていることも見逃せない要因だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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