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【材料】ディフェンシブの食品株に売り目立つ、高PERで利食い圧力が顕在化

 亀田製菓<2220>、寿スピリッツ<2222>、江崎グリコ<2206>、雪印メグミルク<2270>、ヤクルト本社<2267>、明治ホールディングス<2269>など最近ディフェンシブストックとして買われていた食品株の下げがきつくなっている。ここ中国や米国など海外不透明要因から主力輸出株が軟調に推移する一方、その影響を受けにくい内需食品株などに物色資金のシフトが顕著だったが、その反動で利益確定の動きが顕在化した。流入していた資金は短期筋が中心でPERなど指標面での割高感が指摘されていた。もっともどの銘柄にも共通していえることは買い残が乏しいことで、日証金では逆日歩がついている銘柄もあり、売り一巡後は株式好需給を背景にリバウンド狙いの買いも想定される。

亀田菓の株価は13時30分現在5120円(▼140円)
寿スピリッツの株価は13時30分現在3795円(▼170円)
ヤクルトの株価は13時30分現在7630円(▼210円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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