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【市況】東京株式(寄り付き)=米国株3日続伸受けやや買い優勢

 18日の東京株式市場は売り買い交錯のなかやや買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比20円高の2万640円と小幅続伸。前日の米国株市場ではNYダウが3日続伸、目先底入れ感をみせてはいるものの、注目された2つの重要経済指標が明暗を分けるなど方向感を欠いた。東京市場では中国景気に対する懸念がくすぶるなか、国内企業の4~6月期決算発表がほぼ通過したこともあって上値を積極的に買う材料には乏しい。外国為替市場では1ドル=124円台半ばのもみ合いが続き主力輸出株には中立要因。また、コンテナ海運世界最大手A・P・モラー・マースクが15年世界需要見通しを下方修正するなど、中国経済の減速が世界に波及するとの思惑は、上値を押さえる要因として意識される。寄り付き時点で業種別では33業種中、24業種前後が高く、値上がり上位に海運、ゴム製品、保険、電力ガス、不動産など。値下がりでは鉱業、石油、情報通信など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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