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【市況】英ポンド週間見通し:強含みか、利上げ期待持続で買い継続


■堅調推移、ポンド買い・米ドル売りの影響受ける

先週のポンド・円は堅調。一時195円台に上昇した。中国人民元切り下げの影響で米9月利上げに対する懐疑的な見方が浮上し、ポンド買い・米ドル売りが活発となった。この影響でポンドの対円レートは上昇した。英国中央銀行の金融政策は利上げの方向にあることもポンド相場を下支えした。取引レンジは192円20銭-195円04銭。

■強含みか、利上げ期待持続で買い継続

今週のポンド・円は強含みか。英経済指標を手掛かりに、利上げの感触を探る展開が予想される。利上げ時期は2016年以降になりそうだが、金利引き上げの方向性に変わりはない。経済指標が予想通りならば、ポンド買い・米ドル売りは継続し、ポンドは対円で強い動きを見せる可能性がある。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
18日:7月消費者物価コア指数(前年比予想:+0.8%)
18日:7月生産者物価産出コア指数(6月:前年比+0.1%)
20日:7月小売売上高指数(前月比予想:+0.4%)

予想レンジ:193円00銭-198円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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