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【材料】イートアンド---第1四半期は新メニューや新業態出店が奏功し増収増益


イートアンド<2882>は7日、2016年3月期第1四半期(4-6月)決算を発表。売上高は前年同期比6.4%増の51.00億円、営業利益は同0.2%増の0.49億円、経常利益は同3.0%増の0.49億円、四半期純利益が同0.6%減の0.22億円だった。

「外食事業」では、インパクトを高めた新メニューを発売したほか、肉バルや天ぷらといった新業態出店により、セグメント売上高は5.2%増となった。また「食料品販売事業」では、モンドセレクション金賞の受賞やバリエーション増で競争力が向上した冷凍餃子や水餃子など内製品の販路拡大、既存得意先への販売量増への取り組みが奏功し、セグメント売上高は7.9%増と伸長した。

なお、通期業績は、売上高が前期比5.2%増の218.80億円、営業利益が同65.5%増の4.69億円、経常利益が同51.6%増の4.75億円、当期純利益が同163.3%増の2.00億円と大幅増益を見込んでいる。

イートアンド<2882>は、「大阪王将」を中心とした大衆中華店を加盟・直営で全国展開する。外食事業の店舗数は2015年6月末時点で446店舗(うち加盟店402店舗)。冷凍餃子などの製造販売(中食)も手掛けており、外食との補完関係がある点に強みを持つ。

《SF》

 提供:フィスコ

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