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【市況】東京株式(寄り付き)=米国株下げ止まり売り買い拮抗

 13日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前日比23銭安の2万392円とほぼ横ばいでスタートした。中国人民元切り下げを契機とした世界株安の連鎖で前日の欧州株は軒並み安となったが、米国株市場では後半大きく切り返し、NYダウが前日比ほぼ横ばい、ナスダック指数は小幅ながら反発に転じたことで、投資家の不安心理が緩和された。日経平均株価は前日に330円弱の下げをみせており、足もとは値ごろ感からの押し目買いや買い戻しを誘っている。外国為替市場では1ドル=124円台前半の推移で若干円高含みながら落ち着いている。ただ、連日で人民元を切り下げた中国人民銀行の動向が注目され、基準値の設定次第では株式市場にとって波乱要因として警戒されている。主力輸出株や鉄鋼株、また前日に利益確定の売りに下げたインバウンド関連株の動きなどが注目される。寄り付き時点で業種別では33業種中、10業種前後が高く、値上がり上位に 鉱業、海運、非鉄、卸売、倉庫 値下がりでは空運、情報通信、輸送用機器、その他製品、銀行など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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