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【材料】富士古河E&C---産業向け空調設備で大型案件、2期連続の増配


富士古河E&C<1775>はメーカー系総合設備工事会社。業界トップクラスの省エネルギー性能を誇るIDC向け空調システムの提供、再生可能エネルギー分野における業界に先駆けた太陽光発電システムにリースを活用した導入支援の仕組みなどに特徴。40年以上に及ぶ東南アジア地域を中心とした豊富な施工実績にも強み。

中期経営計画最終年度である2016年3月期は売上高で前期比6.2%増の750億円、経常利益で同1.9%増の32億円が見込まれている。プラント事業における大型の社会インフラ案件の一巡は影響するものの、空調設備事業で前期受注した産業向け空調設備の大型案件の完成が見込まれている。

1株あたり配当は前期比1.00円増の8.00円が予想されており、2期連続の増配となる。配当利回りは2.50%と相対的に高水準。ROE、ROAともに上昇傾向で2015年3月期のROEは14.4%。

《SF》

 提供:フィスコ

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