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【市況】英ポンド週間見通し:伸び悩みか、利上げ先送り観測や原油安が重石に


■やや弱含み、年内利上げの思惑後退

先週のポンド・円はやや弱含み。英中央銀行による年内利上げ観測が大幅に後退したことが要因。5-6日に開かれた英金融政策委員会で、8対1で政策金利を0.50%に据え置くことが決定されたが、市場では2名以上の利上げ支持が予想されていた。英中央銀行のブロードベント副総裁が、「現時点で利上げを急ぐ必要があるとは思わない」との認識を示したことも嫌気されたようだ。取引レンジは191円99銭-195円26銭

■伸び悩みか、利上げ先送り観測や原油安が重石に

今週のポンド・円は伸び悩みか。英中央銀行の8月金融政策委員会では、利上げを主張したメンバーは1人にとどまった。利上げ開始は2016年以降になることで金利差拡大を想定したポンド買いは縮小する見込み。原油安が続いていることもポンド相場の反発を抑える一因となる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・12日:7月失業率(予想:2.3%、6月:2.3%)

予想レンジ:191円00銭-194円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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