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【材料】紀陽銀行が急騰、第1四半期は最終利益倍増と自社株買いで最高値更新

 紀陽銀行<8370>が急騰、10%の上昇で6月23日の最高値を更新、上場来初の2000円大台乗せを果たした。同社は3日取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。経常収益を740億円から812億円(前期比9.3%増)へ、経常利益を125億円から207億円(同35.7%増)へ、最終利益を77億円から133億円(同18.0%増)へそれぞれ大幅に上方修正しており、これがポジティブサプライズとなった。また、同日、発行済み株式総数の1.11%に相当する80万株、15億円を上限とする自社株取得枠の設定を発表したことも絶好のタイミングとなった。好業績に加え、1株当たり株式価値の向上と株式需給関係の改善に期待した買いを呼び込んでいる。

紀陽銀行の株価は10時7分現在1993円(△167円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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