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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):スパークス、PALTAC、GCA、任天堂

■スパークス・グループ <8739>  383円  +62 円 (+19.3%)  本日終値
 29日、スパークス <8739> [JQ] が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比6.9倍の7.3億円に急拡大して着地したことが買い材料。運用資産残高の拡大による残高報酬の増加に加え、好調な運用成績による成功報酬の急拡大が利益を押し上げた。

■PALTAC <8283>  2,606円  +238 円 (+10.1%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 29日に決算を発表。「今期営業を40%上方修正」が好感された。
 PALTAC <8283> が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の営業利益(非連結)は前年同期比36.0%増の38億円に拡大した。
  ⇒⇒PALTACの詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「中計、18年3月期に経常益185億円目標」も買い材料。
 中期経営計画を策定。18年3月期に経常利益185億円(15年3月期実績163億円)を目指す。

■GCAサヴィアン <2174>  1,876円  +170 円 (+10.0%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 29日に決算を発表。「上期経常が2.3倍増益で着地・4-6月期も4.2倍増益」が好感された。
 GCA <2174> が7月29日大引け後(15:30)に決算を発表。15年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の7.3億円に急拡大した。
  ⇒⇒GCAサヴィアンの詳しい業績推移表を見る

■任天堂 <7974>  22,195円  +1,695 円 (+8.3%)  本日終値  東証1部 上昇率10位
 29日、任天堂 <7974> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は142億円の黒字(前年同期は99.6億円の赤字)に浮上して着地したことが買い材料。ゲーム機やソフトの販売は伸び悩んだものの、ゲーム連動フィギュア「アミーボ」やダウンロード販売が好調だったことが寄与。円安による輸出採算の改善や為替差益の発生も黒字浮上に大きく貢献した。

■日立マクセル <6810>  1,961円  +146 円 (+8.0%)  本日終値
 29日、日立マクセル <6810> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.5倍の14.5億円に急拡大して着地したことが買い材料。車載向けマイクロ電池の販売が大きく伸びたエネルギー事業が大幅増益を牽引した。利益率の高いエステ家電の販売好調に加え、原価低減に取り組んだことも寄与した。上期(4-9月)計画の19.5億円に対する進捗率が74.4%に達したことで、業績上振れを期待する買いが向かった。

■アコム <8572>  617円  +43 円 (+7.5%)  本日終値
 29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は22%増益で着地」が好感された。
 アコム <8572> が7月29日大引け後(15:30)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比21.7%増の187億円に伸び、4-9月期(上期)計画の282億円に対する進捗率は66.6%に達し、5年平均の54.3%も上回った。
  ⇒⇒アコムの詳しい業績推移表を見る

■コカ・コーラウエスト <2579>  2,451円  +170 円 (+7.5%)  本日終値
 29日、コカウエスト <2579> が15年12月期の連結最終利益を47億円→142億円(前期は44.8億円)に3.0倍上方修正。増益率が4.9%増→3.2倍に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。四国コカ・コーラの完全子会社化に伴い、負ののれん発生益84.4億円を計上したことが主因。四国コカ・コーラの業績上積みも収益を押し上げる。

■ユアテック <1934>  1,000円  +66 円 (+7.1%)  本日終値
 29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地」が好感された。
 ユアテック <1934> が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は20.8億円の黒字(前年同期は8.1億円の赤字)に浮上し、4-9月期(上期)計画の29億円に対する進捗率は71.9%となった。
  ⇒⇒ユアテックの詳しい業績推移表を見る

■日野自動車 <7205>  1,591円  +102 円 (+6.9%)  本日終値
 29日、日野自 <7205> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比11.7%増の254億円に伸びて着地したことが買い材料。国内や北中米でトラック・バスの販売が伸び、11.4%の大幅増収を達成したことが寄与。円安による収益押し上げ効果も増益に貢献した。

■日立製作所 <6501>  784.6円  +48 円 (+6.5%)  本日終値
 29日、日立 <6501> が決算(国際会計基準=IFRS)を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益が前年同期比23.2%増の1426億円に伸びて着地したことが買い材料。日立金 <5486> による米の鉄鋳物事業大手ワウパカ・ファウンドリー社の買収効果に加え、海外を中心に自動車・エレクトロニクス関連製品が伸びた高機能材料部門が収益を牽引した。昇降機や鉄道システムが好調だった社会・産業システム部門の収益拡大のほか、円安による収益押し上げ効果なども増益に貢献した。上期計画の2000億円に対する進捗率は71.3%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

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