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【材料】ソフトバンク・テクノロジー---子会社ミラクル・リナックスが「MIRACLE CLUSTERPRO X」最新版を発売


ソフトバンク・テクノロジー<4726>は30日、連結子会社のミラクル・リナックス(株)がHAクラスタソリューション・パッケージ製品の最新版である「MIRACLE CLUSTERPROX (ミラクル クラスタープロ エックス)3.3」を本日30日に発売すると発表。また、シングルサーバの可用性向上を実現する「Asianux Server 4 == MIRACLE LINUXV6 HA」の最新版も同時に販売開始する。

MIRACLE CLUSTERPRO Xは、NEC<6701>が提供する「CLUSTERPRO X」とミラクル・リナックスの最新Linux OS「Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6 SP4」を組み合わせたパッケージ製品。最新版は、Microsoft AzureやAmazon Web Serviceといったパブリッククラウド向けの設定をGUIで実現でき、SSD構成での書き込み性能が向上しており、パブリッククラウドの設定が容易になる。

NECの「CLUSTERPRO」は、システムの障害を監視し、障害発生時には健全なサーバに業務を引継ぎ、高可用性を実現するHAクラスタリングソフトウェア。障害対策から災害対策、計画メンテナンスなどで利用されている。日本国内のWindowsおよびLinux向け高可用クラスタリングソフトウェアの販売市場調査においてシェアNo.1の実績があり、日本を含むアジア・パシフィック地域のHAクラスタソフト市場においても、5年連続シェアNo.1(IDC AP調べ)を達成している。

ミラクル・リナックスの最新Linux OSに対応した「MIRACLE CLUSTERPRO X」の提供により、利用できるハードウェアの選択肢が広がるほか、障害・災害時やメンテナンス時などのシステム停止においてさらに安全に業務継続を実現することが可能になるという。

ミラクル・リナックスは、2000年6月にLinuxサーバビジネスを主軸として創業し、一貫して信頼性、安定性、品質を重視したLinuxサーバOSを提供している。

《SF》

 提供:フィスコ

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