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【材料】タカラレーベンが続落、第1四半期売上高78%増も地合い悪に押される

 タカラレーベン<8897>が3日続落。同社は27日取引終了後、16年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は91億9900万円(前年同期比78.1%増)、営業損益は3億1600万円の赤字(前年同期4億6800万円の赤字)、最終損益は4億1000万円の赤字(同4億300万円の赤字)だった。同社は東京・埼玉を中心に分譲マンション販売などを手掛け、太陽光発電関連に注力姿勢を示している。新築分譲マンション事業では102戸の引渡を行うなど契約は順調だ。売上高の大幅な伸びに対し、損益は赤字だが、引渡時期の関係で利益の大半は下期に計上する見込みとなっている。第1四半期段階での契約進捗状況は通期の引渡予定戸数1452戸に1076戸を達成、通期に対する進捗率は74.1%と高い。ただ、全般地合い悪もあって株価は売りに押されている。

タカラレーベンの株価は9時46分現在645円(▼11円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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