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【材料】第一商品---商品先物取引法施行規則の改正が寄与


第一商品<8746>は1982年の金先物市場(現在の東京商品取引所)開設時から貴金属受託会員の許可を受け、貴金属を主体とした営業を推進してきた。外国為替証拠金取引、貴金属の現物などを扱う。直近10年あまりの金地金取扱高は100トンを突破。

2016年3月期は営業収益で117.0億円、営業利益で50.07億円が見込まれている。引き続き金市場に経営資源を集中させ、金を中心としたリテール営業の積極展開と更なる情報サービス提供の充実を図る。また、2013年に閣議決定された「規制改革実施計画」を受けて、2015年6月には商品先物取引法施行規則の改正による顧客保護と市場活性化の両面から検討された規制緩和策が後押しすると見込まれ、同社への反響はますます高まるものと期待されている。FX取引分野でも一層ボラティリティが高まる局面が予想され、大幅な収益増に結びつく見通し。
収益の急拡大局面において、PBRは0.85倍と1倍を下回り、配当利回りは4.19%と高水準。株価指標に割安感が強い状況となっている。

《SF》

 提供:フィスコ

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