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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):サイゼリヤ、東宝、堀場製、パル

■サイゼリヤ <7581>  2,956円  +189 円 (+6.8%)  本日終値
 14日、サイゼリヤ <7581> が決算を発表。15年8月期第3四半期累計(14年9月-15年5月)の連結経常利益が前年同期比42.3%増の54.1億円に拡大して着地したことが買い材料。昨年4月の消費増税後もほぼ全商品で税込み価格を据え置いたことが奏功し、既存店売上高が増加したことが寄与。中国などアジアでの収益拡大も増益に貢献した。

■東宝 <9602>  3,055円  +105 円 (+3.6%)  本日終値
 14日、東宝 <9602> が16年2月期の連結経常利益を311億円→343億円に10.3%上方修正。従来の8.9%減益予想から一転して0.4%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。主力の映画事業で夏休み興行の「バケモノの子」や「ポケモン・ザ・ムービーXY 」などの高稼働が収益を押し上げる。不動産事業で4月に稼働した「新宿東宝ビル」の賃貸収入が伸びることも上振れに貢献する。

■堀場製作所 <6856>  5,220円  +110 円 (+2.2%)  本日終値
 14日、堀場製 <6856> が、英子会社を通じ、自動車の開発支援を行う英マイラ社を買収したと発表したことが買い材料視された。買収額は約155億円で、同社としては過去最大規模。買収により自動運転車など次世代車の開発支援や試験受託など一貫サービスに乗り出す。

■パル <2726>  3,695円  -220 円 (-5.6%)  本日終値  東証1部 下落率5位
 14日に決算を発表。「3-5月期(1Q)経常は18%減益で着地」が嫌気された。
 パル <2726> が7月14日大引け後(15:00)に決算を発表。16年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比17.6%減の20.3億円に減り、3-8月期(上期)計画の38.7億円に対する進捗率は5年平均の60.1%を下回る52.6%にとどまった。
  ⇒⇒パルの詳しい業績推移表を見る

■ジグソー <3914>  10,180円  -570 円 (-5.3%)  本日終値
 14日、東証と日証金がジグソー <3914> [東証M]について15日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の50%以上(うち現金を20%以上)→70%以上(うち現金を40%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50%(うち現金を20%)→70%(うち現金を40%)とする。信用規制強化による人気離散を警戒した売りが向かった。

■ソフトフロント <2321>  352円  +80 円 (+29.4%) ストップ高   本日終値
 14日、ソフトフロン <2321> [JQG]がKDDI <9433> とIoT(モノのインターネット)分野での協業を強化すると発表したことが買い材料。同社はKDDIが発表したインキュベーションプログラム「KDDI ∞ Labo」のハードウェアプログラムにもの作りコーチ企業として参画する。ハードウェアプログラムは、もの作りスタートアップ企業の抱える難題解決を図るため、アイデア創出から販路まで一気通貫の支援態勢を構築し、事業化を支援するもの。両社の資源やノウハウを結集して、IoT分野におけるスタートアップ企業の新サービス創出に向けて協業していく。IoT新サービスへの技術資産やノウハウの活用によるビジネスチャンスの拡大に期待する買いが殺到した。

■DWセラピ研 <4576>  957円  +150 円 (+18.6%) ストップ高   本日終値
 14日、DWTI <4576> [JQG]が、同社が創製し開発中の緑内障治療剤「H-1337」に関する物質および用途特許が国内で特許査定を受けたと発表したことが買い材料。緑内障治療剤「H-1337」は 強い眼圧下降作用を持つ化合物。今回の特許査定により、緑内障治療剤「H-1337」の用途特許が米国、ニュージーランド、中国に続き日本でも認められ、知的財産権がさらに強化されることとなった。なお、同特許は欧州やアジア主要国などに対しても出願している。

■買取王国 <3181>  968円  +150 円 (+18.3%) ストップ高   本日終値
 14日に決算を発表。「3-5月期(1Q)経常は42%増益で着地」が好感された。
 買取王国 <3181> [JQ] が7月14日大引け後(16:00)に決算を発表。16年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比41.7%増の6800万円に拡大し、3-8月期(上期)計画の1億1100万円に対する進捗率は61.3%に達し、さらに前年同期の57.1%も上回った。
  ⇒⇒買取王国の詳しい業績推移表を見る

■エスクロAJ <6093>  9,910円  +1,500 円 (+17.8%) ストップ高   本日終値
 14日、エスクロAJ <6093> [JQ]が8月31日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の5分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■シンプロメンテ <6086>  1,147円  +150 円 (+15.1%) ストップ高   本日終値
 14日に決算を発表。「3-5月期(1Q)経常は3.8倍増益で着地」が好感された。
 シンプロ <6086> [東証M] が7月14日大引け後(15:00)に決算を発表。16年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.8倍の4600万円に急拡大し、通期計画の1億5900万円に対する進捗率は28.9%に達し、さらに前年同期の11.4%も上回った。
  ⇒⇒シンプロメンテの詳しい業績推移表を見る

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