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【市況】中国大手証券21社が上海株を買い支えへ、合計2.4兆円をEFT買入と発表


中国の大手証券会社21社が急落している上海の株式相場を下支えするため、共同で合計1200億元(約2.4兆円)の資金を市場に投じると発表した。主要株で構成する上場投資信託(ETF)に投資するとのこと。異例とも言える協調姿勢で足元の上海株急落に対抗する措置を取った。また、大手証券会社21社は「株式市場の安定した発展を断固として守る」とする共同声明も同時に発表している。

足元の上海総合指数は6月12日に取引時間中の高値5176.794pをつけた後は、きつい下げが続いており、7月3日の終値は3686.915pと約3週間で28.6%の急落となっている。2013年5月から6月にかけて日経平均が急落したときは約3週間で20.3%下落した。実体経済と信用買いで吹き上がった株価との歪が是正されている上海株が週明けどういった反応を示すか注目されよう。

《MT》

 提供:フィスコ

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