【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:イオン、そーせい、WNIウェザ、アスクル
■イオン <8267> 1,728円 +100.5 円 (+6.2%) 11:30現在 東証1部 上昇率5位
イオン <8267> が大幅反発。日経新聞が30日付で、「イオンの業績が回復している。2015年3~5月期は本業のもうけを示す連結営業利益が330億円程度と、前年同期に比べ5割ほど増えたようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「品ぞろえを見直した生鮮食品や総菜が好調で、食品スーパーが部門黒字に転換したとみられる」という。7月8日発表予定の第1四半期決算発表を控え、好調な決算を期待した買いが向かった。
■そーせいグループ <4565> 7,210円 +410 円 (+6.0%) 11:30現在
29日、東証が30日売買分からそーせい <4565> [東証M]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが買い材料。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。
■ウェザーニューズ <4825> 3,905円 +185 円 (+5.0%) 11:30現在
29日、WNIウェザ <4825> が決算を発表。15年5月期の連結経常利益が前々期比6.4%増の35億円になったことに加え、16年5月期は前期比2.7%増の36億円と3期連続で過去最高益を更新する見通しを示したことが買い材料視された。前期は航海気象での顧客が増えたことや航海市場での荷動きが活発だったことで交通気象の売上が2ケタ増となった。モバイル向けでは有料会員が増加した。また、為替差益の発生も寄与し、経常利益を押し上げた。今期は、引き続き交通気象を中心とした重点事業への注力と海外への展開を進めるほか、小型衛星の打ち上げなど新たな価値の創造するためのテクノロジーやインフラの展開も行っていく。
■アスクル <2678> 3,835円 +125 円 (+3.4%) 11:30現在
29日、アスクル <2678> が6月度(5月21日~6月20日)の売上高が前年同月度比13.0%増になったと発表したことが買い材料視された。主力分野のBtoB事業が同8.4%増と伸びたうえ、成長分野のLOHACOも同84.1%増と3ヵ月連続伸び、過去最高の月次売上高を更新した。
■セキュアヴェイル <3042> 1,524円 +300 円 (+24.5%) ストップ高 11:30現在
29日、セキュアヴェ <3042> [JQG]がシステム停止やセキュリティリスクの将来を予測するクラウドサービス「NetStare Suite(ネットステアスイート)」の一部機能として、標的型攻撃検知センサーを7月上旬から提供開始すると発表したことが買い材料。同サービスでは攻撃や情報搾取を受けている可能性のある通信を検知し、アラームメールで知らせて管理ポータルからその状況が確認できる。企業や官公庁などを狙った標的型攻撃による情報漏洩事故が多発していることに対応する。緊急を要するサイバー攻撃対策の需要取り込みによる業績への寄与に期待する買いが向かった。
■テリロジー <3356> 522円 +80 円 (+18.1%) ストップ高 11:30現在
29日に発表した「標的型攻撃を検知・防御する機能追加」が買い材料。
標的型マルウエア対策クラウドサービスに、悪意あるメール添付ファイルを検知・防御する機能を追加したサービスを販売開始。米Lastline社が提供する最新のマルウエア検知・防御技術「次世代標的型マルウエア対策クラウドサービス」で、メールを悪用した高度な標的型攻撃からネットワークを保護する。
■ニュートンF <7169> 4,000円 +500 円 (+14.3%) 11:30現在
29日、ニュートンF <7169> [JQ]が7月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の3分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。同時に年間配当を従来計画の20円→10円(前期は20円)に修正。年間配当が実質50.0%の増額となることも支援材料。
■大東紡織 <3202> 81円 +8 円 (+11.0%) 11:30現在 東証1部 上昇率2位
29日に業績修正を発表。「上期最終を一転黒字に上方修正、通期も増額」が好感された。
大東紡 <3202> が6月29日大引け後(22:20)に業績修正を発表。16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益を従来予想の4600万円の赤字→2400万円の黒字(前年同期は1億5200万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
⇒⇒大東紡織の詳しい業績推移表を見る
■日本エスコン <8892> 251円 +20 円 (+8.7%) 11:30現在
30日午前、日エスコン <8892> [JQ] が15年6月上期の連結最終利益を5.7億円→10億円(前年同期は2.7億円)に75.4%上方修正したことが買い材料。不動産販売事業で、上期に計画していなかった土地企画販売を行ったことや、法人税等調整額の上振れが利益を押し上げる。
■ソフィア <6942> 208円 +7 円 (+3.5%) 11:30現在
29日、ソフィア <6942> [JQ]が合計約6000万円の特別利益を計上すると発表したことが買い材料視された。12年8月に子会社化したものの想定していたシナジー効果が生まれず、債務超過となったアパレル子会社サルースの全株式を譲渡。これにより16年3月期第1四半期(4-6月)に約5000万円の特別利益を計上する。また、非上場株式の売却によって第2四半期(7-9月)に1003万円の特別利益を計上する。なお、同社は今期業績見通しを開示していない。
■正栄食品工業 <8079> 1,266円 +24 円 (+1.9%) 11:30現在
29日、正栄食 <8079> [東証2]が発行済み株式数の11.8%にあたる250万株(金額で25億2260万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表したことが買い手掛かり。買い付け価格は前日終値を19.48%下回る1000円。創業家の資産管理会社である筆頭株主の正栄プラザが保有株の一部を売却する意向を示したことに対応する。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。公開買い付け期間は6月30日から7月28日まで。
■アイロムHD <2372> 2,010円 +16 円 (+0.8%) 11:30現在
29日、アイロムHD <2372> が16年3月期の連結最終損益を1億円の黒字→5.3億円の黒字(前期は6億円の赤字)に5.3倍上方修正したことが買い材料。不動産管理事業を手掛ける子会社シニアライフプランの株式売却に伴い、株式売却益5.4億円が発生することが利益を押し上げる。
■アエリア <3758> 2,797円 +7 円 (+0.3%) 11:30現在
アエリア <3758> [JQ]が29日、子会社リベル・エンタテインメントがスマートフォン向け恋愛リズムアドベンチャー「アイ★チュウ」の中国版タイトルを15年内に中国で配信を開始すると発表したことが買い材料。同社は中国最大級のサブカルチャーユーザープラットフォームのゲーム運営権を保有するシェアジョイ・ネットワークテクノロジーと中国における独占配信権について基本契約を締結。同タイトルは事前登録者が11万人を突破するなど人気化が期待されるタイトルで、国内では26日にAndroid版の配信を開始している。発表を受けて、ユーザーの拡大による収益押し上げに期待する買いが向かった。
■インプレス <9479> 229円 -8 円 (-3.4%) 11:30現在
29日、インプレス <9479> が子会社3社と取引のある栗田出版販売について、債権の取立不能になるおそれが生じたと発表したことが嫌気された。栗田出版販売は26日付で東京地裁に民事再生手続き開始の申し立てを行った。書籍や雑誌の取次販売を行っているが、売上高はピーク時の半分以下に減り、債務超過に陥っていた。負債額は14年9月末時点で134億9600万円。取次としては過去最大の倒産となる。これを受け、同社では売掛債権約6500万円の取立不能または取立遅延の可能性があるという。また、一部の売掛金に対して貸倒引当金を設定する見通し。今期の業績見通しについては精査中で、影響が生じる場合には速やかに公表するとしている。
■天馬 <7958> 2,115円 +50 円 (+2.4%) 11:30現在
29日に発表した「3.2%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
29日、天馬 <7958> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.2%にあたる80万株(金額で16億5200万円)を上限に、30日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は29日終値の2065円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
●ストップ高銘柄
フォーバルR <9423> 195円 +50 円 (+34.5%) ストップ高 11:30現在
Jストリーム <4308> 485円 +80 円 (+19.8%) ストップ高 11:30現在
日本ラッド <4736> 1,004円 +150 円 (+17.6%) ストップ高 11:30現在
阿波製紙 <3896> 566円 +80 円 (+16.5%) ストップ高買い気配 11:30現在
ラクオリア創薬 <4579> 709円 +100 円 (+16.4%) ストップ高 11:30現在
など、7銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
イオン <8267> が大幅反発。日経新聞が30日付で、「イオンの業績が回復している。2015年3~5月期は本業のもうけを示す連結営業利益が330億円程度と、前年同期に比べ5割ほど増えたようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「品ぞろえを見直した生鮮食品や総菜が好調で、食品スーパーが部門黒字に転換したとみられる」という。7月8日発表予定の第1四半期決算発表を控え、好調な決算を期待した買いが向かった。
■そーせいグループ <4565> 7,210円 +410 円 (+6.0%) 11:30現在
29日、東証が30日売買分からそーせい <4565> [東証M]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが買い材料。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。
■ウェザーニューズ <4825> 3,905円 +185 円 (+5.0%) 11:30現在
29日、WNIウェザ <4825> が決算を発表。15年5月期の連結経常利益が前々期比6.4%増の35億円になったことに加え、16年5月期は前期比2.7%増の36億円と3期連続で過去最高益を更新する見通しを示したことが買い材料視された。前期は航海気象での顧客が増えたことや航海市場での荷動きが活発だったことで交通気象の売上が2ケタ増となった。モバイル向けでは有料会員が増加した。また、為替差益の発生も寄与し、経常利益を押し上げた。今期は、引き続き交通気象を中心とした重点事業への注力と海外への展開を進めるほか、小型衛星の打ち上げなど新たな価値の創造するためのテクノロジーやインフラの展開も行っていく。
■アスクル <2678> 3,835円 +125 円 (+3.4%) 11:30現在
29日、アスクル <2678> が6月度(5月21日~6月20日)の売上高が前年同月度比13.0%増になったと発表したことが買い材料視された。主力分野のBtoB事業が同8.4%増と伸びたうえ、成長分野のLOHACOも同84.1%増と3ヵ月連続伸び、過去最高の月次売上高を更新した。
■セキュアヴェイル <3042> 1,524円 +300 円 (+24.5%) ストップ高 11:30現在
29日、セキュアヴェ <3042> [JQG]がシステム停止やセキュリティリスクの将来を予測するクラウドサービス「NetStare Suite(ネットステアスイート)」の一部機能として、標的型攻撃検知センサーを7月上旬から提供開始すると発表したことが買い材料。同サービスでは攻撃や情報搾取を受けている可能性のある通信を検知し、アラームメールで知らせて管理ポータルからその状況が確認できる。企業や官公庁などを狙った標的型攻撃による情報漏洩事故が多発していることに対応する。緊急を要するサイバー攻撃対策の需要取り込みによる業績への寄与に期待する買いが向かった。
■テリロジー <3356> 522円 +80 円 (+18.1%) ストップ高 11:30現在
29日に発表した「標的型攻撃を検知・防御する機能追加」が買い材料。
標的型マルウエア対策クラウドサービスに、悪意あるメール添付ファイルを検知・防御する機能を追加したサービスを販売開始。米Lastline社が提供する最新のマルウエア検知・防御技術「次世代標的型マルウエア対策クラウドサービス」で、メールを悪用した高度な標的型攻撃からネットワークを保護する。
■ニュートンF <7169> 4,000円 +500 円 (+14.3%) 11:30現在
29日、ニュートンF <7169> [JQ]が7月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の3分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。同時に年間配当を従来計画の20円→10円(前期は20円)に修正。年間配当が実質50.0%の増額となることも支援材料。
■大東紡織 <3202> 81円 +8 円 (+11.0%) 11:30現在 東証1部 上昇率2位
29日に業績修正を発表。「上期最終を一転黒字に上方修正、通期も増額」が好感された。
大東紡 <3202> が6月29日大引け後(22:20)に業績修正を発表。16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益を従来予想の4600万円の赤字→2400万円の黒字(前年同期は1億5200万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
⇒⇒大東紡織の詳しい業績推移表を見る
■日本エスコン <8892> 251円 +20 円 (+8.7%) 11:30現在
30日午前、日エスコン <8892> [JQ] が15年6月上期の連結最終利益を5.7億円→10億円(前年同期は2.7億円)に75.4%上方修正したことが買い材料。不動産販売事業で、上期に計画していなかった土地企画販売を行ったことや、法人税等調整額の上振れが利益を押し上げる。
■ソフィア <6942> 208円 +7 円 (+3.5%) 11:30現在
29日、ソフィア <6942> [JQ]が合計約6000万円の特別利益を計上すると発表したことが買い材料視された。12年8月に子会社化したものの想定していたシナジー効果が生まれず、債務超過となったアパレル子会社サルースの全株式を譲渡。これにより16年3月期第1四半期(4-6月)に約5000万円の特別利益を計上する。また、非上場株式の売却によって第2四半期(7-9月)に1003万円の特別利益を計上する。なお、同社は今期業績見通しを開示していない。
■正栄食品工業 <8079> 1,266円 +24 円 (+1.9%) 11:30現在
29日、正栄食 <8079> [東証2]が発行済み株式数の11.8%にあたる250万株(金額で25億2260万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表したことが買い手掛かり。買い付け価格は前日終値を19.48%下回る1000円。創業家の資産管理会社である筆頭株主の正栄プラザが保有株の一部を売却する意向を示したことに対応する。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。公開買い付け期間は6月30日から7月28日まで。
■アイロムHD <2372> 2,010円 +16 円 (+0.8%) 11:30現在
29日、アイロムHD <2372> が16年3月期の連結最終損益を1億円の黒字→5.3億円の黒字(前期は6億円の赤字)に5.3倍上方修正したことが買い材料。不動産管理事業を手掛ける子会社シニアライフプランの株式売却に伴い、株式売却益5.4億円が発生することが利益を押し上げる。
■アエリア <3758> 2,797円 +7 円 (+0.3%) 11:30現在
アエリア <3758> [JQ]が29日、子会社リベル・エンタテインメントがスマートフォン向け恋愛リズムアドベンチャー「アイ★チュウ」の中国版タイトルを15年内に中国で配信を開始すると発表したことが買い材料。同社は中国最大級のサブカルチャーユーザープラットフォームのゲーム運営権を保有するシェアジョイ・ネットワークテクノロジーと中国における独占配信権について基本契約を締結。同タイトルは事前登録者が11万人を突破するなど人気化が期待されるタイトルで、国内では26日にAndroid版の配信を開始している。発表を受けて、ユーザーの拡大による収益押し上げに期待する買いが向かった。
■インプレス <9479> 229円 -8 円 (-3.4%) 11:30現在
29日、インプレス <9479> が子会社3社と取引のある栗田出版販売について、債権の取立不能になるおそれが生じたと発表したことが嫌気された。栗田出版販売は26日付で東京地裁に民事再生手続き開始の申し立てを行った。書籍や雑誌の取次販売を行っているが、売上高はピーク時の半分以下に減り、債務超過に陥っていた。負債額は14年9月末時点で134億9600万円。取次としては過去最大の倒産となる。これを受け、同社では売掛債権約6500万円の取立不能または取立遅延の可能性があるという。また、一部の売掛金に対して貸倒引当金を設定する見通し。今期の業績見通しについては精査中で、影響が生じる場合には速やかに公表するとしている。
■天馬 <7958> 2,115円 +50 円 (+2.4%) 11:30現在
29日に発表した「3.2%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
29日、天馬 <7958> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.2%にあたる80万株(金額で16億5200万円)を上限に、30日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は29日終値の2065円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
●ストップ高銘柄
フォーバルR <9423> 195円 +50 円 (+34.5%) ストップ高 11:30現在
Jストリーム <4308> 485円 +80 円 (+19.8%) ストップ高 11:30現在
日本ラッド <4736> 1,004円 +150 円 (+17.6%) ストップ高 11:30現在
阿波製紙 <3896> 566円 +80 円 (+16.5%) ストップ高買い気配 11:30現在
ラクオリア創薬 <4579> 709円 +100 円 (+16.4%) ストップ高 11:30現在
など、7銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース