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【市況】マザーズ指数は6日続伸、日経平均の達成感や指数先物の上場観測で資金流入/マザーズ市況


 本日のマザーズ市場は、日経平均が約18年半ぶり高値を付けたのち、短期的な達成感などから上値の重い展開となったことに加え、日本取引所グループが東証マザーズ指数の先物取引を16年半ばに始めると一部メディアで報じられたことが材料視され、ミクシィ<2121>などの主力株を中心に堅調に推移した。ただ、短期物色が中心の相場展開となっており、個別に見ると資金の逃げ足の速さも目立った。なお、マザーズ指数は6日続伸、売買代金は概算で1346.21億円。騰落数は、値上がり112銘柄、値下がり90銘柄、変わらず9銘柄となった。マザーズ指数は4営業日連続で年初来高値を更新している。
 個別では、マザーズ売買代金トップのミクシィのほか、ジグソー<3914>、FFRI<3692>、サイバダイン<7779>、SoseiG<4565>、PD<4587>などが堅調。スノーピーク<7816>、インテアHD<3734>、じげん<3679>、U-NEXT<9418>は10%を超える上昇となった。一方、直近で4日連続のストップ高となっていたトランスG<2342>が反落したほか、ITBOOK<3742>、ACCESS<4813>、エンバイオHD<6092>、Aiming<3911>、ヘリオス<4593>などが軟調。また、ファーマF<2929>、ブイキューブ<3681>、Trends<6069>がマザーズ下落率上位となった。
 なお、本日マザーズ市場に新規上場した中村超硬<6166>は、公開価格を11.8%上回る初値を付けた。その後も買いを集め、ストップ高で初日の取引を終えた。
《HK》

 提供:フィスコ

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