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【材料】アールエイジ---配当利回りは2.69%、PBRも1倍割れ


アールエイジ<3248>は東京都と千葉県を主たる営業地域として、「不動産管理運営事業」「不動産開発販売事業」「不動産仲介コンサル事業」を行っている。事業の中核は居住用不動産の賃貸管理とサブリース、自社所有物件による賃貸料収入を柱とした「不動産管理運営事業」であり、売上高の7割弱を占める。一方で「不動産開発販売事業」では目黒区、千代田区、新宿区、江東区等々の都内、駅近の土地仕入を強化し、居住用賃貸マンションの企画、開発プロジェクトが多数進行中である。これらの居住用賃貸マンションは竣工後、一定期間自社にて保有し賃料収入を得た後に売却、その殆どが賃貸管理、サブリースとして「不動産管理運営事業」に帰属するビジネスモデルを展開している。また、「不動産仲介コンサル事業」では、賃貸物件の入居者仲介活動を通じて多様化するユーザーニーズを把握し、物件開発コンセプトにフィードバックしている。

2015年10月期は、第2四半期計画比で売上高14.5%増、同営業利益28.4%増、同経常利益37.4%増と予想数値の修正を発表しており、通期予想売上高、前期比7.2%増の40.00億円、営業利益で同4.3%増の4.54億円と増収増益が見込まれている。なお、安定配当を基本としており、1株あたり配当18.50円を継続しているが、配当利回りは2.69%と高水準。PBRは1倍割れであり、株価に下値不安は乏しい。
《SF》

 提供:フィスコ

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