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【材料】テンボスが反落も下げ幅縮小、前日発表の今期経常は7期連続最高予想

 テンポス <2751> [JQ] が反落。売り先行の展開から100円弱安場面までみた後、一気に下げ幅を縮小しての推移となっている。11日取引終了後に発表した2015年4月期連結経常利益は前の期比20.8%増の18.7億円と拡大、今16年4月期も前期比11.1%増の20.8億円と伸び7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。売上高は5期連続増予想となる。ただ、4月に1964円と年初来高値(かつ権利落ち修正後最高値)を付けていることから、好材料発表を見た利益確定売りが先行しているようだ。

 同社は個人飲食店を中心とした店舗での接客・販売、大手飲食企業への「物販事業」、中堅飲食企業への「情報・サービス事業」、飲食店の経営を行う「飲食事業」の3事業を管理運営する。物販事業では真空包装機、オイルセービングフライヤーを戦略商品として加え販売を強化。景気回復に伴う飲食店の新規出店増もあって前期業績を押し上げた。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)

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