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【経済】中国:“麻薬運び屋”の女3人逮捕、カプセル飲み込みバス移動


新疆ウルムチ市の公安当局はこのほど、麻薬(ヘロイン)を詰め込んだカプセルを飲み込んでバスで移動していた女3人を麻薬密輸の疑いで検挙した。3人は成都の駅で見知らぬ男から、運んでくれたら高額の報酬を渡すと言われ、それに従ったという。中国網が25日付で伝えた。
3人は17日、四川省成都からウルムチに向かうバスの中で警察に職務質問を受けた。当初、麻薬を詰めたカプセルを飲んでいることを否定していたが、病院の検査で「カプセルが溶ければ死亡する」といわれ、やむなく自供した。
しかし問題はカプセルの排出方法。単に排便を待っていては時間が間に合わない可能性もあり、アンニトール(糖アルコールの一種)、スイカ、バナナ、水などを大量に口から入れた。その結果、3人合わせてヘロイン158粒(約1000グラム)が排出された。
3人の年齢は、49歳(1人)と30代(2人)。1人は麻薬患者、残り2人はエイズ患者だった。なお3人にカプセルを渡した男は、途中で姿を消したという。
中国では最近、麻薬密売グループがこうした手段で一般人に「運び役」をやらせるケースが増えている。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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